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電力会社はどうやって電力を作っているの?

発電させる方法は、火力発電、原子力発電、再生可能エネルギーの3つに分けられます。

火力発電

2015年現在、火力発電で日本の電気の約6割を作っています。
その火力発電の燃料は、石油、石炭、LNG・ガスです。

火力発電を簡単に説明すると、お湯を沸かして大量の蒸気を作り、その蒸気でタービン(羽根車)を回して、電力を発電させています。

身近な物で例えると、やかんでお湯を沸かすと、注ぎ口から勢いよく蒸気が出る力を利用して羽根車をまわしているイメージです。

蒸気を利用せず、燃料を燃やしたガスでタービンを回す方式もありますが、主となっている方式が蒸気を利用しています。そのため、火力発電所は、大量の水が必要なため海に近い場所に設置されています。

火力発電の種類

火力発電の中にも4つ種類があり、それぞれの特徴を利用して、需要の変動や燃料によって使い分けています。

・汽力発電
燃料は重油やLNG(液化天然ガス)、石炭などを使います。
火力発電の中で主となっている発電方式で、ボイラーで発生した蒸気で蒸気タービンを回して発電させます。

・内燃発電
ディーゼルエンジンなどの内燃機関で発電させる方式で、小規模発電で利用されます。

・ガスタービン発電
燃料を燃やしたガスでタービンを回して発電する方式です。
高出力で、需要が高まる時に利用されています。

・コンバインドサイクル発電
ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせて発電させる方式です。
効率良く発電ができ、通常の火力発電と同じ量の燃料で、より多くの電力を作ることができます。

火力発電の良いところ

火力発電は、燃料の量を変えることで発電量を調節できます。ですので、電力が多く必要な時は燃料を多く使い、発電量を増やすことができます。

原子力発電

原子力発電は、安定して電力を作ることができます。それは、燃料となるウランは再処理することで、再度使用することができるためです。安定して電力を作ることができることは、電気料金の安定にもつながり、火力発電の燃料のような価格変動が起きません。安定した安い電気を作ることができることが特徴です。

また、CO2が発生しないことも特徴のひとつです。

原子力発電は良いことばかりではありません。2011年3月11日の東日本大震災であったように、原子力発電所が倒壊し、放射能が漏れることがあれば、人命にかかわる危険性も含んでいます。

また、原子力発電で使用した廃棄物の処理の問題があります。放射能が付いた廃棄物をどこに捨てるのか、どのように捨てるのかまだ決まっていません。今後大量に出てくる廃棄物の処理の解決は先延ばしになっているのが現状です。

原子力発電所の数

2015年現在の原子力発電所の数は17です。

北海道電力 泊発電所(北海道)
東北電力 女川原子力発電所(宮城県)
東通原子力発電所(青森県)
東京電力 柏崎刈羽原子力発電所(新潟県)
福島第一原子力発電所(福島県)
福島第二原子力発電所(福島県)
北陸電力 志賀原子力発電所(石川県)
日本原子力発電 敦賀発電所(福井県)
東海第二発電所(茨城県)
中部電力 浜岡原子力発電所(静岡県)
関西電力 美浜発電所(福井県)
高浜発電所(福井県)
大飯発電所(福井県)
中国電力 島根原子力発電所(島根県)
四国電力 伊方発電所(愛媛県)
九州電力 玄海原子力発電所(佐賀県)
川内原子力発電所(鹿児島県)

再生可能エネルギー

再生可能エネルギーは、水力、風力、太陽光、バイオマスなど様々な種類があります。使用しても枯渇せず、再びエネルギーを作ることができることで再生可能エネルギーと呼びます。環境に良く、安心で安全な点で注目を浴びています。

また、再生可能エネルギーは個人でも導入することができ自家発電が身近になりました。主には太陽光発電が2011年の東日本大震災以降、急激に普及し始めました。

2015年08月17日 公開