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ハロゲンヒーターの電気代と節電方法

暖房器具の中でもすぐに暖まる器具と言えば、遠赤外線ヒーターです。
ハロゲンヒーターやカーボンヒーター、シーズヒーターなどもその一つです。手軽さや価格の安さから、利用している人も多いのではないでしょうか。しかし、すぐに暖まる一方で、その消費電力も大きく、電気代も高いというイメージがありますが、実際のところはどうなのでしょうか。

今回は、その遠赤外線ヒーターの中でも、よく耳にするハロゲンヒーターについて電気代や節電方法をご紹介します。仕組みや電気代を把握し、電気代を抑えながら快適に使いましょう。

ハロゲンヒーターの電気代

ハロゲンヒーターは、即暖性がある分、その消費電力も高くなります。実際、調べてみると、その消費電力は800w~1,200Wの製品のものが多く見られました。これだけみると消費電力は高く感じますが、中には電力を切替える機能がついているものもあるため、必ずしも高い電気代がかかる訳ではなさそうです。

そこで、今回、実際に2つのメーカーの製品を参考に、1時間あたりどのくらいの電気代がかかっているのかを出してみました。

メーカー 型番 消費電力 1時間あたりの電気代(強)
日立 HLH-303H (強)1000W
※670W(中)と330W(弱)に電力切替えが可能
約27円
テクノス PH-1211 (強)1200W
※800W(弱)に電力切替えが可能
約32.4円

2つの製品を参考にしたハロゲンヒーターの1時間あたりの電気代は、約27円~約32円でした。

※2つの製品の取扱説明書を参考にしています。
※1kWhあたり27円で算出しています。
※50Hzの時

ハロゲンヒーターは、外気温や部屋の環境に関わらず、消費電力が一定であるため、消費電力が大きいほど電気代も高くなります。1時間あたりの電気代でみてみると安く感じてしまいますが、例えば、1日5時間運転し、1ヵ月を30日とした場合、電気代は1ヵ月で約4,050円~約4,860円もかかります。当然、長時間使用することでさらに電気代は高くなります。

しかし、今回参考にした製品のように電力が「中」や「弱」に切り替えられるタイプのものであれば、使用時に合わせた電力を設定できます。

日立のハロゲンヒーターの場合、設定温度「中」にすると消費電力は670W、1時間あたり約18.1円です。1日5時間使用した場合、1ヵ月の電気代は約2,715円です。「強」で使用した時よりも約1,335円も抑えることができます。さらに、「弱」に設定すれば、電気代は「強」の時よりも約1/3に抑えることが可能です。

即暖性に優れ、狭い範囲での暖房に適したハロゲンヒーターは、部分的に暖める分には、「強」でなくても「中」や「弱」でも十分暖かいと感じることができます。そのため、電気代を気にするという方は、電力を切り替えることができるハロゲンヒーターを選ぶことをおすすめします。

このように、強い電力で長時間使用すると、電気代が高くなりがちですが、設定温度や使用時間に気をつけて利用するなどすれば、ハロゲンヒーターの電気代はそこまでかからないと言えるでしょう。

ハロゲンヒーターのメリットやデメリット

ハロゲンヒーターは、ハロゲンランプを発熱体に用いり、そのハロゲンランプからの放射熱によって暖めることができる暖房器具です。

スイッチを入れてから数秒という速さで立ち上がり、他の暖房器具よりもすぐに暖かいと感じる事ができるのが大きな特徴です。また、どの電気ヒーターにも言えることですが、燃料が要らないため、室内の空気を汚さない、乾燥しない、臭いがないなどのメリットもあります。その他にも、コンパクトで場所をとらない、本体価格が他の暖房器具に比べ、安いことも挙げられます。

デメリットとしては、放射熱が直接当たっていない場所以外は暖かくならないため、部分的な暖房には適していますが、部屋全体を暖めることに関しては不向きな暖房器具ということです。

さらに、発熱体であるハロゲンランプが多くの光も放出するため、眩しく感じることがある、火災事故などにつながるケースもあることもデメリットとして挙げられます。

ハロゲンヒーターの節電方法

ハロゲンヒーターは、電源を入れるとすぐに暖まり、手軽に移動させられる便利な暖房器具です。他の暖房器具に比べ、消費電力が少し高めでですが、ポカポカとした暖かさ、即暖性の高さから手放せない人も多いのではないでしょうか。しかし、気になるのはやはり電気代です。少しでも抑える方法をご紹介するので参考にしてください。

  • 使用時間を決め、長時間の運転は避ける
  • 置く場所に工夫する
  • 暖まったら電源をすぐに切る
  • 大勢いるときには使用しない

ハロゲンヒーターは、その使用時間を減らすことが節電につながる大きなポイントです。ついつい長い時間つけっぱなしにしていることが多くなってしまう人は、寒さの厳しい朝方や夜間の1時間だけなど、時間を決めて使用することが大切です。

ハロゲンヒーターの即暖性を活かし、利用時間が短い状況で利用することが一番の節電につながります。例えば、短時間で済み、なお且つ、すぐに暖かさが必要な脱衣所やトイレで使うと他の暖房器具より節電になります。

リビングや書斎、子供部屋などで足元のみを暖めたいという場合でも、使用時間が長くなりがちな状況での利用は避けましょう。長い間利用することが分かっている場合は、他の暖房器具を選択することで節電になります。

その他にも、体が暖まったらすぐに電源を切る、部屋に大人数いる時には使用しないなども効果的です。

ハロゲンヒーターの特徴を抑え、置く場所や時間など工夫することによって節電することができます。寒い冬を快適に過ごせるよう、すぐに実践してみましょう。

2016年03月10日 公開