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電気毛布の電気代と節電方法

冬は、足や手が特に冷え、なかなか寝付けない…なんて経験はないでしょうか。
そんな時に活躍するのが「電気毛布」です。一度、その暖かさを味わってしまったら毎年欠かせなくなる人も多いはずです。ですが、大体は就寝時に使用するため、消し忘れや起床まで暖かく過ごしたいと言った場合、長時間の利用になりがちです。そのため、電気代が気になる暖房器具でもあります。

ここでは、電気毛布の特徴と電気代、そして、その節電方法をご紹介します。

電気毛布の電気代

電気毛布は、就寝する前に電源を入れて暖め、就寝中は「弱」もしくは電源を「切」にして利用するのが一般的です。寝る直前に電源を切ってしまえば、つけ始めの電力しか使いませんが、電源を入れたまま就寝した場合、使用時間は必然的に長くなります。実際に、どのくらいの電気代が電気毛布にはかかっているのでしょうか。

今回は、2つのメーカーで、敷き毛布タイプと掛け・敷き毛布の両用タイプ、それぞれの1時間の電気代を出してみました。

【敷き毛布タイプ】

メーカー 型番 定格消費電力 1時間の電気代
コイズミ KDS-4051 40W 1.08円
Panasonic DB-U11T-C 47W 1.269円

【掛け・敷き毛布の両用タイプ】

メーカー 型番 定格消費電力 1時間の電気代
コイズミ KDK-6051 60W 1.62円
Panasonic DB-R31M 75W 2.025円

2つのメーカーの、敷き毛布タイプの1時間の電気代は約1円~約1.3円、掛け・敷き毛布の両用タイプの1時間の電気代は約1.6円~約2円でした。

※使用する環境や状態などによって電力量は異なります。
※50Hzの時
※1kWhあたり27円で算出

タイプによって若干異なるものの、消費電力は100W以下、電気代も1円~2円とかなり経済的です。就寝前の1時間と就寝中を合わせて8時間とし、1ヵ月(30日)使ったとしても電気代は500円以下です。

さらに、最近の電気毛布はセンサーなどで室温を感知する省エネの製品も多く、使用する環境や状況によって消費電力量が変化するため、実際には定格消費電力よりも少ない電力で使用することができます。

電気毛布の特徴

そもそも電気毛布とは、電気の力によって加温することができる毛布のことで、布団の中を暖めることを目的とした暖房器具です。毛布の全体に電熱線が張り巡らされており、ここに電気を通すことによって熱を発生させ、暖かくなるという仕組みになっています。

就寝の数十分前に電源を入れ布団を暖めることによって、就寝時には暖かくなり、快適に寝ることができます。安全で、部屋の空気を汚さず、燃料やメンテナンスも必要ありません。また、収納もしやすく、本体価格もお手頃といった点も大きな魅力です。ただし、部屋全体は暖められない他、体に直接触れるため低温やけどなどの危険があるのが欠点です。

種類としては、主に掛け毛布、敷き毛布、掛けと敷きどちらでも使える両用タイプのものがあり、使い方は異なりますが、基本的な構造は同じです。製品によっては、ダニ退治機能や毛布が洗えるものなどさまざまです。

電気毛布の節電方法

電気毛布は、他の暖房器具に比べても電気代は断然安いことがわかりましたが、さらに電気代を抑えるための節電方法はあるのでしょうか。

敷き毛布と掛け毛布を使い分ける

電気毛布は、敷き毛布と掛け毛布がありますが、最近では、掛け・敷きどちらもできる毛布も人気を得ています。その名の通り、寝る時に敷いたり、掛けたりして使用できることはもちろん、リビングなどにいる際のひざ掛けとしても使えます。そのため、敷く専用の電気毛布に比べ、若干大きめのサイズで作られていることがほとんどで、消費電力も敷き毛布よりは高めです。

したがって、寝る時だけしか使わないという人は消費電力が小さい敷き毛布を、寝る時以外も使用するという人は両用タイプを選ぶといいでしょう。使用する目的によって選ぶことで節電になります。

「強」「弱」を調整する

たとえば、Panasonicの掛け・敷き毛布両用タイプ(75W)を参考にすると、1時間あたりの消費電力量は「強」で56Wh、「中」(弱・1~6・強の8段階のうちの「3」)で33Whとなっています。電気代にすると「強」は約1.5円、「中」で約0.9円です。(消費電力量は、一般社団法人日本電機工業会に基づいた測定方法で出した値です。)

これをもとに、つけ始めの1時間を「強」にし、就寝中の7時間を「中」にして計算した場合、1日の電気代は約7.8円、1ヵ月(30日)、毎日使用しても約234円です。

比較的、消費電力が小さいと言われている、こたつの1ヵ月の電気代が1,300円程度、ホットカーペットは1,600円~3,000円程度であるのに対して、電気毛布は圧倒的に安い暖房器具です。

就寝前には電源を切る

また、その他、就寝する直前には電源を切ることでも節電になります。寝る1時間前や2時間前に電源を点けて十分に暖めておき、布団を二重に掛けるなど工夫すれば、それなりに暖房効果は持続します。それでも、時間がたつと冷えてきて寝られないという人は、設定温度を弱にしたり、タイマー機能を使ったりするといいでしょう。消費電力が抑えられるだけでなく、低温やけどや体の不調を防ぐことができます。

このように、電気毛布は目的や使い方を工夫することによって節電になり、本体価格も安いものでは1,000円代から購入できるため、冬のかさむ暖房費をグンと抑えることができます。

2016年03月11日 公開