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引越し時の挨拶マナー

引越し挨拶品

ギフト用のタオル

ご近所に引越し挨拶に伺う際は、何らかの贈り物を用意するのが慣習となっています。品物は、特別高価なものではなく、粗品程度のもので十分です。どの家庭でも使う日用品や、お菓子類が喜ばれます。旧居での挨拶は今までの感謝の気持ちを伝えることができます。また、新居では今後のご近所付き合いをスムーズにしますので、手土産を持参するのを忘れないようにして下さい。

引越し挨拶品の相場

引越し挨拶の手土産の相場はどの程度なのでしょうか。送る相手によっても相場が変わります。以下の金額を参考に、手土産を用意して下さい。あまり高価なものを送ると、相手に気を遣わせてしまうことも考えられますので、以下の相場程度の品物で十分です。

近所の人への挨拶品 500円~1,500円程度
地主・大家・管理人への挨拶品 1,000円~3,000円程度

引越し挨拶品として人気のある品物

熨斗の巻かれたタオル

上記にて、挨拶品の相場はお伝えしましたが、具体的には以下のような品物が人気なようです。好みが大きく分かれるものや、サイズが大きすぎるものは避け、消耗品などにすると喜ばれます。

・洗剤
・タオル
・サランラップ
・お菓子(クッキーやおせんべい)
・コーヒー
・緑茶
・入浴剤
・油
・ドレッシング
・ジャム
・蕎麦 など

挨拶品はネットでの購入が手軽でお勧め

上記のような、挨拶品はどこで購入したらよいのでしょうか。引越しで多忙な時期ですので、挨拶品はインターネットで購入するのが手軽でお勧めです。

挨拶品は数も必要となってきますので、実店舗で購入する場合、持ち帰るのも大変です。ネットショップの場合、自宅まで配送してもらえる上、割引がある場合もあります。以下にて、引越の挨拶品を取り扱っているネットショップをご紹介しますので、参考にして下さい。

<挨拶品取扱ネットショップ>

ルメール:https://www.lemail.jp/hikkosi/

引っ越し挨拶品ドットコム:http://www.hikkosiaisatuhin.com/

gift.or.jp:http://shop.gift.or.jp/theme/hikkoshi/

挨拶状も付け加えると好印象に

挨拶品を渡す際に、簡単な挨拶状も付け加えると、より好印象を与えられます。必ず付けなくてはならない物ではありませんが、余裕があれば用意することをお勧めします。
また、挨拶に伺ったけれど、不在が続く場合などは、挨拶品と挨拶状をポストに入れるとよいでしょう。挨拶状の文章は、かしこまったものではなく、下記のような簡単なもので十分です。

このたび○○(住所、部屋番号)に引越してきた△△と申します。
これからお世話になりますが、どうぞよろしくお願いします。

熨斗の付け方

挨拶品には、新居での挨拶であれば「御挨拶」、旧居での挨拶であれば「御礼」または「粗品」の熨斗を付けるのが一般的です。百貨店や、専門のネットショップで購入する場合は、お店の方が十分に分かっているはずですので、相談して下さい。

具体的には、以下の表のような熨斗を付けます。下記の画像のような水引を蝶結びと呼び、御挨拶や御礼の際に用いられます。

水引の色 紅白
水引の結び方 蝶結び
のし書き(新居での挨拶の場合) 御挨拶
のし書き(旧居での挨拶の場合) 御礼、粗品
水引の下 送り主の苗字

<紅白の蝶結びの水引>

紅白の蝶結びの熨斗

挨拶品を頂いた場合は、お礼の品は必要ない

引越しの挨拶品についてご紹介してきましたが、自分が挨拶の品を頂いた場合は、お礼など必要でしょうか。一般的に、挨拶の手土産に対して、お礼の品は特に必要ないとされています。頂いた際に、お礼を伝えて下さい。

引越しの挨拶の際に贈られる品物は、「言葉だけでは足りないので」という、挨拶を補完する意味合いです。実際、引越しの挨拶品は、洗剤やタオル、菓子といったもので、見返りが必要なほど高価な品物ではありません。お返しをすると、かえって相手に気を遣わせてしまう可能性もあります。

先方によっては、今後の深い近所付き合い望んでいない場合も考えられますので、お返し等はせず、その場でお礼を述べるだけに留めておくことをお勧めします。

挨拶品を渡す習慣は、江戸時代の引越しそばが由来

そば

引越し挨拶に伺う際は、手土産を持参する習慣があることをお伝えしましたが、実はこの習慣は、江戸時代の引越しそばが由来しているといわれています。

現代では、引越完了後に家族や、引越を手伝ってくれた方々と、「引越しそば」を食べる習慣があります。しかし、江戸時代の「引越しそば」とは、引越し時の挨拶に併せて近所へ配るものでした。引越しそばを配る風習は、昭和時代の始め頃まで広く行われていたようです。

この風習が始まったのは、江戸時代の中頃、江戸の町からだと言われています。既にこの頃には、引越し時の挨拶に併せて近所へ品物を配る風習がありました。具体的には、小豆粥が振舞われる事が多かったようです。

ところが当時、小豆は庶民にとって高価な食品であったため、もう少し安く済ませられるものがないかという思いから、身近な食べ物である「そば」に変化していきました。当時も向こう三軒両隣に2つずつ、そして大家さんに5つ、そばを振舞ったとされています。

また、そばの「音(そば)」と「形状(細長い)」に引っ掛けて、「側に越してきました。細く長く、末永くお付き合い下さいませ。宜しくお願いします」といった意味を含ませていると言われています。引越しそばからは、「江戸っ子のしゃれっ気」が感じられます。

まとめ

引越し挨拶の際に持参する、挨拶品についてご紹介してきました。引越し挨拶とともに挨拶品を持参することで、旧居では、今までのご近所付き合いへの感謝の気持ちを伝えることができます。また、新居では今後のお付き合いを円滑にしてくれるでしょう。御挨拶がないと、ご近所の方も、どんな人が越して来たのか分からず、不安になります。引越前後は、何かと多忙ですが、挨拶品の準備をして、挨拶に伺うことを忘れないでください。