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サンルームのノウハウ

リフォームポイント

サンルームを設置する前に考えておきたい4つのこと

洗濯物が干してあるサンルーム

サンルームは、自然光が降り注ぎ、心地いい風が吹く中で家族との団らんを楽しめたり、ちょっとしたお茶会をしたりなど、屋内でも屋外でもない特別な空間です。自宅に設置してあるだけで外国風のような素敵な雰囲気にもなります。最近では、リフォームはもちろん、新築当初から設置している家庭もあるほど人気です。

そんなサンルームを設置する場合に、設置前に考えておくべき4つのことがあります。それは、「設置目的」「動線と広さ」「デザイン」「夏冬の対策」の4つです。何の目的で設置したいのか、その目的の為にどのくらいの広さが必要なのか、また室内との繋がりはどうするのかなど明確にしておくことで、満足のいくサンルーム、又は理想のサンルームをつくることができます。

安易な考えだけで設置してしまうと、「イメージと違った」「結局使わなくなった」なんてことになりかねません。ここではその事前に考えておきたい4つのことをそれぞれご紹介しています。サンルームを設置する際にぜひお役立て下さい。

サンルームの使用目的を明確しておく

おしゃれなサンルーム

サンルームを設置する際、まず初めに考えておきたいのが使用する目的です。
洗濯物干し場として利用したい、ソファやテーブルを置いて家族団らんを楽しみたい、ペットや子供の遊び場として利用したいなど、多くの目的が挙げられるサンルームですが、これらの目的によっては適したサンルームが異なります。

サンルームには、大きく分けて簡易的なサンルームと本格的なサンルーム、この2つのタイプがあります。例えば、雨や花粉、PM2.5などから洗濯物を守るために設置したい、日用品を置くスペースとして設置したいといった家事効率をメインとした場合は、シンプルで簡易的なタイプのサンルームが適しており、反対に、居室のようにくつろぐスペースにしたい、ガーデニングなどの趣味や遊び場として利用したいという快適性や居心地の良さを求めたサンルームにしたい場合は、広さもある本格的なタイプのサンルームが適しています。

このサンルームのタイプによってデザインはもちろん費用なども異なってきます。
サンルームの使い方や過ごし方などを設置前に明確にしておくことで、適したサンルームの広さ、素材、オプションなどもスムーズに決めることができます。

サンルームの使用目的による動線を考える

洗濯籠を持つ女性

目的を明確にしたら次は、設置場所を決め、室内や屋外からの動線を考えることが大切です。
サンルームを設置したにも関わらず、生活動線が悪く使いにくいなんてケースも考えられます。使用する目的によって、サンルームと室内、または屋外からどのように行き来するのかなど動線を設置前に考えておきましょう。

サンルームの設置場所は、現状の建物の造りや広さなどにもよりますが、多くの場合1階リビングの掃き出し窓に隣接して設置されます。リビングのくつろぎスペースが増え、太陽の光も良く当たり、庭との繋がりも持たせることができます。他には、キッチン付近の勝手口、2階のバルコニー・ベランダなどが設置場所として考えられます。

サンルームの使用目的が食事やお茶を楽しみたいという場合は、キッチンの近くに配置すると便利で、ガーデニングの場として設置する目的の場合は、サンルームから庭に出られるような開口部をつくると室内と屋外への出入りもスムーズです。また、洗濯物干し場をメインとして使用する目的の場合は、洗濯機や家事室の近くなどに設置すると家事効率も良くなります。

このようにサンルームの使用目的によって、どこに設置したら無駄のないスムーズな動線になるか、家事効率が上がるかなど普段の生活動線をイメージしてから設置しましょう。

外観と調和したデザインを考える

新興住宅街

サンルームを設置する前に考えておきたいのは、外観と調和したデザインです。
新築当初から設計に組み込まれている場合は問題ないのですが、サンルームを後から設置する場合、既存建物の外観や庭の雰囲気に馴染むようなデザインを選ぶ必要があります。外観との調和を考えず好みのデザインだけで選んでしまうと、設置した時に既存建物との雰囲気に合わず浮いてしまい、家全体の印象が悪くなるなんてこともあります。既存の建物の雰囲気などに合ったデザインを事前に考え、選ぶことで、満足いくサンルームを設置することができます。

現在、サンルームには簡易的なタイプと本格的なタイプの2種類がありますが、どちらも豊富なカラーバリエーションが揃っており、既製品でも自宅の雰囲気に合ったものを選ぶことができます。カラーは、ブラックやブラウン、グレー、ホワイトなどがあります。

家の雰囲気が洋風であればホワイトやシルバーが馴染みやすく、和風住宅であればブラックやブラウンなどと相性が良いです。また、最近多く見かけるモダン住宅やスタイリッシュな雰囲気の家であればアルミ形材単色のシルバーやグレー、またはブラックなどが違和感なく溶け込みます。それでも迷ってしまう場合は、家の窓サッシの色と合せるといいでしょう。外観全体に統一感が生まれます。

サンルームの夏の暑さ、冬の寒さ対策

サンルームのシェード

お洒落で居心地がいいイメージがあるサンルームですが、「夏は暑く、冬は寒くなりやすい」といった注意点があります。設置する環境や場所などにもよりますが、夏はサンルーム内が高温になりやすく、冬は冷え込みが酷いと外と同じ位の寒さを感じる事があります。そのためサンルームは、夏の暑さ、冬の寒さ対策をした上で設置することをおすすめします。

夏の暑さ対策には、サンルーム内の屋根部分にシェードやすだれ、ブラインド、カーテンなどを設置することが効果的です。直接入ってくる日光を遮り、サンルーム内が高温になるのを防いでくれます。既製品の中でもオプションとして初めから取り付けできるものや、最近では既に設置されたサンルーム屋根の上から取り付けられる電動タイプの日除けなどもあるため、サンルームを選ぶ際に同時に検討しておくといいでしょう。

一方、冬の寒さ対策には、窓をペアガラスもしくは二重サッシにする、カーテンを取り付けるなどが効果的です。外の冷たい空気はガラスから入り込み、また室内の温かい空気もガラスから多く放出されます。そのためガラス面が多いサンルームでは、冷気が多く伝わってしまい寒いと感じてしまうのです。これを防げるのが、断熱効果が期待できるペアガラスや二重サッシです。特に寒い地域などにお住まいの方や一年中快適に過ごしたいという方は、設置前に考えておきましょう。

まとめ

自宅にサンルームの設置を検討している場合、まずは使用目的を明確にすることが最も大切です。
洗濯物干し場としてなど家事を中心に使用するサンルームにするのか、リビングの延長のように居心地の良さを求めた本格的なサンルームにするのか、サンルームでどう過ごしたいのかを決めます。目的にあったサンルームを選び、その後、室内や屋外からの動線、デザイン、夏と冬の対策はどうするのかを考えましょう。事前に考えておくことで、設置後にこんなはずではなかったと後悔せずに済み、理想のサンルームが設置できます。

既製品のサンルームの場合、各メーカーのショールームに展示していることがあり、カラーや仕様、広さなど実際に見る事ができます。デザインなど迷ってしまった時は、近くのショールームへ行き、確認することもお勧めします。